AppleはiPadの役割を広げる、新たな製品の開発に取り組んでいるようです。その製品はiPadの充電ドッグとスピーカーを組み合わせたもので、iPadをセットすることでディスプレイ付きのスマートスピーカーになるというものです。このアイディアはなかなか面白いかもしれません。
スマートホームのハブにも
iPadを日中、職場や学校で使い、帰宅して充電ドッグにセットすればディスプレイ付きのスマートスピーカーになる。そんな充電スピーカードックをAppleが開発中であるとBloombergの記者が伝えています。この製品は早ければ2023年に発売されるとのことで、iPadの用途がさらに広がる可能性が出てきました。
充電スピーカードックにセットされたiPadにはスピーカーから流れている音楽の情報、時間、明日の天気、通知、HomeKit対応製品の状況などが表示され、リビングの情報端末として機能します。キッチンや寝室に充電スピーカードックを置いても、それぞれiPadをセットすることでスマートスピーカーだけ、iPadだけで使うより便利になるはずです。
そして充電ドッグにセットしておけば次の日、またバッテリー100%の状態で外に持ち出して使えるというのもありがたいです。スマートホーム対応家電の操作もiPadから簡単にできるので、家族一人に一台のiPadと各部屋に充電ドッグがあればおもしろい家になりそうな気がします。