Appleは先日HomePod(第2世代)を発表しました。HomePod miniの登場で廃版になった旧モデルが復活した形ですが、今度はHomePod miniが廃版になる可能性が指摘されています。(Report: Apple not actively developing a new HomePod mini)
積極的な開発はせず
Appleの内部情報に詳しいジャーナリストによると、Appleは現在HomePod miniの新モデルを積極的に開発しようという体制になっていないとしています。この情報が本当ならHomePod(第2世代)の発表・発売によって、Appleが展開するスマートスピーカーの主軸は再びHomePodに戻るのでしょう。一方でHomePod miniはスタンダードなスマートスピーカーとして販売され続けるものの、将来的に登場するであろう新機能には対応しない可能性が高いと考えられます。
ただ何年も性能が更新されなければ、HomePod miniは本当に魅力のない製品になってしまうでしょう。それを防ぐ意味でも数年後(3年後とか5年後とか)にHomePod miniが刷新される可能性は残っています。Appleのスマートスピーカーの普及を助けたHomePod miniですが、Appleにとっては妥協の産物だったのかもしれません。
とはいえHomePod miniは多くの用途において十分な性能、機能を持っています。もちろん音質はHomePodに劣るのですが、あと何年か現行モデルの販売が続くとしても不自然さはありません。スマートスピーカーの用途が劇的に変わらない限り、今のままでいいのかもしれません。