AirPodsがヘルスケア機器に?アイディアはいいが…

AirPodsにヘルスケアセンサーが搭載され、健康維持に役立つ製品になるという情報はよく出てきます。過去に出た情報はおそらくAppleが提出した特許情報をもとに広がったものですが、それが実現しない今でもAirPodsがヘルスケア機器になるというアイディアは生き続けているようです。(Apple AirPods getting health features in the next few years

ノイズキャンセリング

数年以内に搭載か

Appleの内部情報に詳しいBloombergの記者は自身のニュースレターの中で、AirPodsが今後数年以内にヘルスケア関連機能を搭載すると予測しています。AirPodsにヘルスケア関連機能が搭載されるという情報は常に出てくるものですが、現時点でAppleはAirPodsをヘルスケア機器と位置付ける動きは見えてきません。

しかしこの記者はAirPodsの製品としてのポテンシャルを考えると、ヘルスケア機器へと進化していく可能性が高いと考えているようで、具体的にはAirPods(とそのアクセサリ)を通して何らかの聴覚情報を取得し、ユーザーの聴覚に関する問題の検知できるようになると予想しています。

AirPos(第3世代)

確かに普段AirPodsで再生する音楽の音量の変化から、ユーザーの聴覚の変化を感知することは可能かもしれません。またノイズキャンセリングを効かせるプロセスは耳内の何らかの変化を捉えることも可能かもしれません。

これらは面白いアイディアだと思いますが、ヘルスケア関連の機能とAirPodsの製品コンセプトにはまだまだ開きがある気がします。健康にも気を遣えるからワイヤレスイヤホンはAirPodsという選び方をするユーザーはどのくらいいるか、少し疑問ではあります。

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