iPad mini セルラーモデルとWi-Fiモデルの棲み分け

今朝のニュースでKDDIは「iPad(4th), iPad miniでWi-Fiモデルを取り扱わず、セルラーモデルのみを販売する」と報道されていました。またソフトバンクでの販売も見直しの方向で協議が進められているとされています。真偽のほどは定かではないですが、合理的な販売戦略に見えるので、何となく信じてしまいます。

アムステルダムのApple Storeで
iPad mini発売開始に行列する人々
Flickrより、Floris Looijesteijnさん撮影)

キャリアにとってみればWi-Fiモデルの販売は自身のビジネスモデルに照らし合わせて、特に利点はありません。そこでキャリアはWi-Fiモデルとモバイルルーターの抱き合わせ販売、なんてのを試みることになりますが、それはセルラーモデル自体の否定になりかねません。要するに通信キャリアのビジネスモデル上ではWi-Fiモデルはセルラーモデルと競合関係にあるといっていいでしょう。

そうした競合関係にある商品を併売することに、キャリア側にもApple側にも多少の矛盾はあったと思います。ただソフトバンクは「Appleとの親和性の高さ」を一つのブランドとしてきた経緯で取扱いを続けてきたのでしょう。

今回の販売チャネルの見直しはAppleがそうした小さな矛盾点を解消しようとしているのだと思います。もしかしたら、今年3月、KDDIからiPad(3rd)が販売されなかった理由も関係しているかもしれません。今後のAppleのセルラーモデルとWi-Fiモデルの棲み分け戦略は少しだけ注目していきたいと思います。

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