iPad miniでテザリングするメリットは?

iPad mini(Appleのサイトより)

iPad mini 発表されましたね。今回発表されたiPad miniは日本でKDDIとソフトバンクがセルラーモデルを販売し、両社ともにLTEでの通信サービスを実施するでしょう。当然ですが、テザリングも可能になるはずです。

テザリング可能となれば、iPad miniはタッチパネル付きの大きめモバイルルーターとして使えるのではないでしょうか。iPhone 5ではテザリング可能となっていますが、現時点でiPhone3GS、4、4Sユーザーも多数います。機種に愛着を持っている利用者も少なくないでしょう、すぐにテザリング可能な端末に買い替える人ばかりではありません。そうした人をiPad miniが取り込んでいく可能性は十分に考えられます。
iPhone 5ではなくiPad miniでテザリングするメリットを考えてみました
・バッテリーが携帯電話と別勘定
iPhone 5でテザリングをすれば4〜5分で表示が1%(1ポイント)減少します。バッテリーに余裕のあるときは大丈夫なのですが、余裕がないときはテザリング後に携帯電話が使えなくなることも考慮しなくてはいけません。iPad miniならバッテリーは電話と別れていて、テザリングでバッテリーを使い切っても1日くらいなら困ることはないでしょう。
・通信容量も別勘定
iPhone 5でテザリングするなら7GB/月で料金的な上限に達します。テザリングすれば比較的簡単に使える容量で、多少の工夫が必要です。また仮に7GBを超えると、テザリング以外の通信でも速度が制限されてしまい、メールの送受信等でも苦労しそうです。これもiPad miniなら通信容量も別勘定になるでしょうから使える量に余裕がうまれます。もし7GBに達しても携帯電話は普通に使えるので、普段の生活に支障をきたすようなことも少ないでしょう。
・機種本体が安い
iPhone 5は安く買ったとしても5万円以上しますが、iPad miniはセルラーモデルでも39,800円〜です。いま、十分に使える機種があるのにテザリングのためだけに機種変更するのはもったいない、と考える人も多いと思います。それならいっそのことiPad miniで、となる可能性もあります。
こんな感じでしょうか。キャリアの発表する料金プランや同時に提供されるサービス次第でお得感はかわってくると思います。今回からソフトバンク、KDDIの2社が競合してiPadを取り扱うようになったので、競争によるサービスの向上も期待できそうです。

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