山手線か東海道新幹線か!? LTE対決の徒花

ソフトバンクの孫社長は10月9日に再びプレゼンテーションを行っています。新機種発表の場でLTEのエリアについて言及を行っています。山手線で繋がるauに対抗すべく、社員にiPhone 5を持たせて東海道新幹線での繋がりをチェックさせたようです。

ソフトバンクのプレゼンテーション資料より

結果はソフトバンク優勢。凄い!!ってことになるのでしょうか。

山手線に強いauに対抗して東海道新幹線で勝負だって感じになっています。山手線にしろ新幹線にしろ、駅のホームで入っても駅ビルでLTE圏外なんて場合もよくあるのです。ホームで超高速インターネット通信なんて使いません、こういうわかりやすいところで競争するのも結構ですが、ホームだけでなく、駅ビル、さらには駅周辺に至るまでの分厚いエリアの構築をお願いしたいところです。

LTEで勝負するなら、その土台となるのはエリアマップだと考えます。KDDIは早急にマップを公表すべきです。同時にソフトバンクも予定マップを掲載するのではなく、現時点でのマップを公表してもらいたいところです。同じ土俵で勝負する、それを上手く両社とも避けている感があります。割を食っているのは消費者です。

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