WIREDのジョブズ特集が刺激的

8月20日号の表紙

WIREDの8/20号は表紙からして刺激的です。間もなく氏が亡くなって1年、多くの功績を残した事実と数々の批判にさらされている矛盾を表現しているような表紙です。仏教徒で天才、多くの人の想像力を刺激した、「一方で」、暴君で世間知らずだったといっています。

偉大な人物に多面的な評価があるのは当然ですが、これほど評価が対立している現代人も珍しいと思います。亡くなって1年足らず、そんな短期間で氏の評価が定まるほど、その業績は小さくないのは確実ですが…。

あなたはどっち?というコラム

英語なので読むのに苦労しましたが、面白いのは海外でも「acolyte(とりまき)」と「rejector(拒絶者)」という対立軸でAppleやスティーブ・ジョブズ氏の行動の評価を行っているところです。あなたはどっち?と問いかけられていますが、どっちの意見にも一理はあるな、という感想です。

まあ何事にも節度は重要で、好きすぎても嫌い過ぎてもいいことはないでしょう。僕は実際にあったことも話したこともない人の性格を判断するほど図々しくはないのですが、Appleの製品が氏の思想を色濃く反映しているという仮定の下で、製品の完成度の高さとバランスの良さからスティーブ・ジョブズ氏を尊敬しています。

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