音楽は再びAppleを救うのか

今朝、Appleは13年ぶりに四半期ベースで減益となる決算を発表しました。13年前といえばiTunes Music Storeが始まった年でもあります。そこからiPhoneの発売を経て、2016年までAppleは常に成長し続けていました

Apple Musicの有料会員数は好調

iPodの大ヒットと、13年前のiTunes Music Storeでの音楽配信市場での優位性でAppleは急速に成長していきます。その後のiPhoneの登場もiPodの大ヒットがあったからといっても過言ではありません。

まさにAppleは音楽に救われました。そして再び、Appleは音楽に救われることになるのでしょうか。iPhoneの販売台数はピークアウトし、それに伴って売上高も減少へと陥りました。しかしApple Musicの加入者数は2ヶ月で200万人以上も増加し、すでに1,300万人を突破しています。

この好調なApple Music事業を深めていけば、Appleは音楽に再び救ってもらえるのではないでしょうか。

2016年内のハイレゾ対応に期待

Apple Musicは今年中にもハイレゾ音源に対応すると噂されています。音楽配信でハイレゾに対応するのはデータ通信量の問題もあり難しい面もあります。しかしよりクリアな音質、迫力のある音楽を求めるユーザーの希望に応えることにもなります。

ハイレゾ音源のApple Musicをいつでも、どこでも、気軽に楽しめるディバイスがiPhone。そんな切り口でiPhoneが復活してくれればなぁと個人的には思っています。ハイレゾ音源のデータ量は膨大ですが、Apple SIMを有効に活用して、一定料金の追加でApple Musicのデータ量を気にしなくてもいいサービスが登場すれば面白そうです。

好調なApple Music、不振に陥ったiPhoneとApple。再びAppleは音楽に救われるのではないでしょうか。

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