ライトユーザーこそ1GB/月のプランは難しい

携帯電話料金の官製値下げ騒動はようやく着地点が見えてきました。どうやら各キャリアとも1GBのデータ通信と通話(従量制?)をセットにして月額5,000円未満に抑えるプランを発表するようです。毎月、あまり携帯を使わないのに8,000円も取られてる!と怒っているような人たちがこぞってプラン変更するのではないでしょうか

この1GBプランはあまりデータを使わない人向け、ライトユーザー向けとされていますが、実際はどうなのでしょうか。最近のスマートフォン(iPhoneを含む)は何も考えずに使うと、どんどんデータ通信を使ってしまいます。スマートフォンの設定とか、詳しくわからないというようなライトユーザーには厳しいプランになりそうです。

iPhoneでiCloudフォトライブラリを使うと、予想外のデータ通信量になることもあります。またモバイルデータ通信でアプリをダウンロードしてしまったり、更新してしまったりするとデータ通信量はすぐに数百MBを超えます。下の画像は僕のiPhoneの3ヶ月分のデータ通信量ですが、音楽、メール、マップ、写真アプリのデータ通信量が多くなっています。

これらは設定でモンバイルデータ通信を使わないとすることも可能ですが、何も考えずに使っていると思わぬところでデータ通信をしてしまい、結果として追加料金が発生することになります。

要するに1GBプランはライトユーザー向けというよりデータ通信はあまり使わず、しっかりデータ通信量をコントロールできる人向けのプランと言えそうです。難しいことを考えずにデータ通信を安く使いたいライトユーザーはMVNOの低速データプランがベストだと思います。

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