先週はApple SIMの不具合で表参道の直営店に行ってきましたが、SIMの不具合相談以外にも目的がありました。世界の主要なApple Storeに設置が始まっているForce touch tableを見に行くことです。日本では表参道にしかなく、世界でもまだ数える程しか導入されていないディスプレイです。
簡単に言ってしまえば設置されているiPhoneをタップしたり強く押したりすることで、テーブル表面のディスプレイに波紋を起こせるだけの展示です。 これだけですが面白いです。トントントンとタップすれば同心円の波が起こり、隣のiPhoneを同時にタップすれば互いの波が干渉しあいます。小さい時に池に小石を投げ入れて波紋が広がるのを見て楽しんでいた記憶がよみがえります。
新たに設置されたテーブルの機能はこれだけですが、これまで無味無臭な雰囲気が特徴だったApple Storeに新しい味が投入されたと考えれば面白い変化なのかもしれません。これからのApple Storeは単に商品を販売する場所という位置付けではなく、Apple製品の機能を体感する場所となっていくのでしょう。
その第一歩がForce touch tableであり、もしかしたらApple Storeが製品の展示に現代芸術を取り入れていく方向なのかもしれません。そうであるとすれば、第一弾であるForce touch tableは見ておく価値があるのではないでしょうか。