iPhone6s/6s Plus、ソフトバンク版の下り最大速度は187.5Mbpsか?

昨日、ソフトバンクは9月末までにLTEで下り最大187.5Mbpsとなるエリアを公表しました。東京都心や名古屋、大阪など大都市でも一気にこれまでよりも更に速いLTEエリアの整備に着手しているようです。おそらく年内には国内のほとんどのエリアで下り最大187.5Mbsとなるのではないでしょうか。

東京都心の187.5Mbpsエリアの整備計画

ソフトバンクはこの187.5Mbpsに加えて、3つの周波数を組み合わせ(3CCA)て下り最大262.5Mbpsのフィールドテストも実施しています。仮にこの3CCAがiPhone 6sで使えるなら、当面はソフトバンクがスピードテストで他社を圧倒する可能性もあります。

しかしこの時期にソフトバンクが下り最大187.5Mbpsの整備計画を公にしたことは、iPhone 6sの3CCA対応を否定することを示唆します。結果としてソフトバンクのiPhone 6sの最高速は187.5Mbpsとなるのではないでしょうか。

ソフトバンク版iPhone 6sの最高速度(187.5Mbps)はドコモやauが提供するLTEの最高速である225Mbpsに少し劣ります。ただスピードテストの結果は実測値で比べられるものであり、ソフトバンクが比較上で圧倒的に不利になるということもないでしょう。また、ここまで最高速が高速となったことで、その数十Mbpsの違いがそのまま利用時の体感に影響することもあまりなくなっています。理論上の最高速度の違いでソフトバンクのiPhone 6sが極端に不便になることはないでしょう。

更新情報を配信します