iPhone 6sの噂はすでに多く出回り始めていますが、ストレージ容量についても少し情報が出ています。ある調査会社のレポートではiPhone 6sでは16GBモデルは廃止され再び32GBモデルが販売されると予測されています。
調査会社が噂の出どころなので、これまでのセオリーからしてそれほど信ぴょう性が高い噂とは言えません。しかしiPhone 6sの価格情報でも16GBではなく32GBモデルの価格がリークされているなど、半ば周知の事実としてこの噂が扱われています。
ただ、この調査会社のレポートは5月に発表されたものであり、状況は変わっています。
6月のWWDCで発表されたiOS 9はアップデートに際して1.3GBの空容量があれば十分なように設計されています。iOS 9ではiPhone本体の空き容量を柔軟変更できる仕組みを導入し、16GBモデルでもまだまだ使える工夫が施されています。
この工夫はiPhone 6sでも16GBモデルが投入されることの前触れのような気もします。iPhoneをヘビーに使うとしてもクラウドサービスを利用すれば16GBでもなんとかやっていけます。また電話、メール、Web閲覧、写真の共有や動画の鑑賞などスマートフォンの基本的な楽しみ方だけなら16GBでも十分です。まだまだ32GBも使わないユーザーは多く存在します。
結論として、僕はiPhone 6sでも16GBは継続して販売されると予想します。