先日、Appleの「iPhone 6で撮影」と題された一連のプロモーションがカンヌ国際広告祭(カンヌライオンズ)の屋外広告部門でグランプリを獲得したと、このブログにも書きました。その同じ広告祭でドコモもフィルム部門で銀賞を獲得するなど、国際的にも評価されたようです。
Appleの広告 |
LTEの速さをどう表現するか、各キャリアは思考を凝らしています。ただ速度が速いといってもユーザーの心には響かず、かといって細かい説明をしだすと面白くないCMになっていしまいます。その概念的な速度をドコモは面白く表現したということでしょう、このCMで賞を受賞するに至りました。確かに面白い動画でした。
ドコモの広告 |
このCMがどこまでドコモのLTEの速さを宣伝できて、ドコモの契約者獲得に貢献できたかは不明です。ただ、各社がLTEのスピードをどうCMで表現するか悩んでいることはわかります。auも最近はあまりスピードを強調したCMを作っていませんし、ドコモもソフトバンクも調査会社を使った「速度比較記事広告」をあまり出しません。
もしかしたら今のLTEの速度(下り最大225Mbps?)と消費者の求める速度にギャップが出てきているのかもしれません。