Appleの研究センター、2016年末に完成予定 期待は膨らむ

Appleが横浜市港北区綱島に建設している開発センターの完成予定が2016年12月となってるとMacお宝鑑定団Blogで伝えられています。パナソニックが開発するスマートタウン内に建設されるようですが、この立地も多くのことを示唆しています。

住宅、生活、家電とApple

Appleは家電や住設機器とiOSを連携させるHomeKitを数年前にリリースしています。しかし利用実績は決して満足できるような状態ではありません。おそらくスマートフォンで家電や住設機器を操作することをユーザー側に訴求できていないことが原因だと思われます。

このような現状を打破する拠点として綱島のスマートタウンに期待します。パナソニックが率先して開発するスマートタウンでは家電住設機器(ともにパナソニックの十八番)をいかにスマートに管理するかが試される場所でもあります。

そこにAppleが研究所を設置するということは、iOSがさらに家電や住宅に入り込むことを意味します。研究所が完成してすぐに結果が出るわけではありませんが、2年後、3年後くらいの近い将来にiOSと家電がさらに融合することに期待するのは悪くないと思います。

住宅エリアはAppleファンが狙う?

綱島のスマートタウンには研究所や商業施設だけでなく、住宅エリアも建設されます。住宅は「スマートタウン」のコンセプトを表現するものになると思われます。またAppleの研究所で作られる試作品や研究段階のサービスが試される場所になるかもしれません

そう考えると分譲エリアはAppleファンがこぞって入居する気もします。また「Appleが研究所を構える区画」という意味で住宅にも付加価値がつく可能性があります。この場所にどんな住宅ができるかは楽しみです。

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