2015年は日本の音楽ストリーミング配信サービスにとって夜明けの年になりそうです。6月10日からサービスを開始したLINE MUSICは開始2週間でアプリは300万ダウンロードに達し、音楽の再生数は1.6億曲になったと発表しています。
LINE MUSICは8月9日まで無料期間ではあるものの、非常に好調な出足だと思います。300万ダウンロードで1.6億曲ということは単純に考えて1ユーザーにつき50曲が再生されたことを意味します。なかなかのアクティブっぷりだと思います。この無料ユーザーをいかにして課金ユーザーへと導くかがLINEの腕の見せ所かもしれません。
6月30日からは大本命と目されているApple Musicが始まります。こちらとの競合もLINE MUSICの行方を左右しそうです。早い段階で音楽をコミュニケーションの手段とすることをユーザーに定着させられれば、LINE MUSICにも勝機はあります。挨拶代わりにお額を送る、自分のお気に入りリストを友達と共有する、、、、若い人ならもっと柔軟なコミュニケーション手段として音楽とLINEを組み合わせることができるかもしれません。
僕としてはApple Musicへ移行予定ですが、コミュニケーションと音楽がどう連携して、どう発展していくかには興味があります。もしかしたらAppleが失敗した音楽を核としたSNSを日本ではLINEが成功させるかもしれないと思っています(Appleと同時期にmixiも失敗しています)。