21日(現地時間)、サンフランシスコにオープンする新しいタイプのApple Storeが記者に公開されています。広々とした店内の雰囲気はそのままに、新しい試みが行われるようです。
店内に木、24時間開放も
新しいタイプのApple Storeはこれまでの店舗の特徴を引き継ぎつつ、店内に木を配置してここ最近のAppleの環境への取り組みを表現しています。またGenius Barもより広々としたスペースを確保して、快適なサポート環境を提供するようです。
さらに面白いのが、プラザ(広場)と呼ばれる24時間解放されるスペースが設置されます。これは旗艦店のみに設置されるようですが、そこには無料のWi-Fiも整備され、アーティスト(芸術家)の作品の展示なども行われるようです。また起業家や開発者を支援する体制も強化され、Apple Storeが単なる小売店ではなく、テクノロジーや文化の発信場所になることを意図しているように見えます。
日本での展開は…
こうした店舗のフォーマットは日本人も導入されるでしょう。まず考えられるのが旗艦店である表参道店の改装です。店内に木を配置しすれば、表参道のケヤキ並木と相まって、非常に美しい店舗になる事は間違いありません。
また文化の発信地として、これまでのApple Storeで行われていた講演会やトークショーをさらに発展させていくことも考えられます。まずは表参道店を改装して、新しいタイプのApple Storeが日本に来る可能性が高そうです。
しかし広々とした店舗も新タイプ店舗の特徴であり、それなら最初から作った方が早い気もします。新宿への出店計画があったように、依然として東京への出店意欲はありそうです。「紀伊國屋新宿南店の閉店した場所にApple Storeを」と妄想したこともありますが、案外、可能性は0ではないのかもしれません。
画像は全て(Apple just revealed the future of its retail stores)より