Macのロック解除アプリはかろうじて生き残ったか


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iOS 10ではiPhoneのTouch IDを利用してMacのロックを解除する機能が搭載されると噂されていました。すでに多くの有料アプリがこの機能を提供している中で、Appleはアプリの機能をまた盗むのかとの批判も出ました。

ロック解除はApple Watchからだけ

機能を盗むのかとする批判を考慮したのか、それとも技術的な問題があったのか、AppleはApple Watchからのロック解除機能をmacOS Sierraに搭載したものの、iPhoneからの解除機能はOSに盛り込みませんでした

ロック解除

このロック解除機能はApple Watchを身につけていれば、おそらく同じApple IDでログインしているMacのロックを自動で解除できるというものです。今ある多くのロック解除アプリより操作プロセスが少なくて便利になっているようです。しかしApple Watchはそれほど普及しておらず、既存のロック解除アプリの売上を大きく落とすものにはならないでしょう。

上の動画は既存のロック解除アプリ「MacID」を使ってMacBookのロックを解除する様子。

アプリ機能をOSに盛り込むのも工夫が必要

iPhoneもMacも多くの開発業者や個人が多種多様なアプリを提供しています。このことはWWDCでも強調され、アプリの多様さはApple製品の最大の強みにもなっています。しかしApple自身がアプリ特有の機能をOSに盛り込んでしまうことで、アプリ開発者の収入源を奪うことになりかねません。機能盗用という悪い印象も残ります。

WWDC アプリ

OSが便利になることはユーザーとして大歓迎です。しかしアプリ開発者の開発意欲を削ぐようなことをしてしまうと、中期的、長期的にAppleにとってマイナスになりかねません。この問題はOSに新しい機能が搭載される度に指摘されていますが、なんとか知恵を絞って解決してほしい問題です。

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