WWDCで発表されたmacOSにはMacの保存容量を節約するオプティマイズドストレージ機能が搭載されていす。この機能とよく似たものがiOS 10でも確認されています。ただ節約できるのは音楽の容量だけのようです。(New iOS 10 feature will make it so your iPhone never runs out of storage)
WWDCでは発表しきれなかった新機能は多数
今回のWWDCは発表することが多く、事前にAppleが一部の事項を公表しました。そのくらい発表することが多く、基調講演で発表されていない新機能たくさんあるようです。その一つが音楽の保存容量に上限をつける機能です。iPhoneに保存されている音楽が一定の容量を超えると、あまり聴いていない楽曲が本体から消去される機能です。
おそらく消去された音楽を聴く際にはiCloudから再びダウンロードされることになるのですが、それ以外の時に本体に保存されることはなく、ストレージの節約が可能となるようです。音楽だけとはいえ16GBを売り続けるAppleは容量節約機能を搭載する必要が出てきたのでしょう。
ぜひ全データを対象にしてほしい
前述のようにMacにはオプティマイズドストレージ機能が搭載されており、デモで示された例では130GBもの空き容量を確保しています。iPhoneにもこれに類似する機能が搭載されれば、まだまだ16GBでも行けそうな気もします。
iPhoneを使っていると色々なデータが蓄積していきます。アプリの更新履歴やアプリ内のキャッシュなどだと思われますが、このデータは数週間で数GBにも膨らみ、iPhoneの空き容量を圧迫します。さらにこのデータを消去するには、本体の設定とコンテンツをリセットする必要があり、何かと不便です。僕もこの操作が面倒になり、16GBを卒業しました。
Appleが16GBモデルよりも高価なモデルを売りたいがために、16GBでは不便を強いているのでは?と勘ぐりたくなるほどの不便さでした。そんな勘ぐりを払拭するためにもiOS 10にmacOSと同等のオプティマイイズドストレージ機能の搭載をお願いしたいです。