Apple TVの新モデルより大事なこと

Apple TVの新モデルの噂は絶えません。理由は簡単で、長い間アップデートされていないからです。去年のWWDCでも新モデルの噂がありましたが、今年も「WWDCで新モデル」の噂は出てきました。

噂では新しいApple TVはApp Storeに対応して、Siriが使えるようになって、、、と一般的な予想の範囲で、これなら無理に新モデルを出さなくてもいいんじゃないかって感じではあります。確かに先日Apple TVは値下げされ、機能的にもう少し高い製品が出てもおかしくない環境になったことも事実です。

しかし僕はApple TVは新モデルより、Apple TVで楽しめるコンテンツの拡充が大事だと考えます。先日のAppleのスペシャルイベントでもApple TVとケーブルテレビとの提携が発表され、アメリカではApple TVのコンテンツはどんどん拡充しています。さらにテレビ番組のストリーミング配信を始めるとの報道もあり、Apple TVは進化し続けています。アメリカでは。

一方で日本のApple TVのコンテンツは今年に入ってようやく少し充実したものの、Jリーグの試合が見られるようになったくらいです。Huluの日本法人が日本テレビに買収され、テレビ東京のコンテンツも追加しているためApple TVでもHulu経由で日本のコンテンツが多く見られるようにはなっています。しかし絶対的にコンテンツ数は少なくないままです。コンテンツ拡充がApple TVにはまだまだ必要です。

この秋から民放5局がプライムタイムのテレビ番組をストリーミング配信する計画が明らかになりました。このサービスをApple TVでも楽しめるようにしてもらいたいです。これにNHKも加われば有料でもサービスを受けたくなります。NHKなんかは受信料をスマートフォンにも課すなんてバカなことを考えるより、有料ネット配信で収益を追求してもらいたいところです。

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