iPhone 7のジェットブラック、「傷つきやすさ」が玉に瑕

iPhone 7iPhone 7 Plusの新色として登場したジェットブラックはものすごい人気となっています。供給が少ないであろうiPhone 7 Plusだとジェットブラックモデルは11月まで予約でいっぱい、iPhone 7でも10月出荷分まで予約が入っています。しかしジェットブラックモデルには傷がつきやすいという欠点があります。

Appleも傷つき易さを警告

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iPhone 7、iPhone 7 Plusの予約が始まる前、Appleはジェットブラックモデルの傷の付き易さについて注意喚起を行なっています。

「ジェットブラックのiPhone 7の高光沢仕上げは、(中略)使用とともに光沢に微細な摩耗が生じる場合があります。磨耗が気になる方は、iPhone用のケースを使って表面を保護することをおすすめします。」だそうです。

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美しい表面を守るために、カバーをつけて使うってのは本末転倒のような気もします。そもそも普段持ち運びするスマートフォンを傷つきやすい加工で製造するのもあまり筋のいい話ではありません。AppleはiPhoneの高級なイメージを作る(守る)ために、ユーザーの使い勝手を敢えて無視したのではないでしょうか。

買取価格などにも影響か

すでにiPhone 7iPhone 7 Plusジェットブラックモデルは当面の品薄が確定しており、希少価値のあるモデルになっています。そのため携帯電話買取店では新品(未使用品)には一定のプレミアムを上乗せして買取を実施するとしています。ただある程度時期が経過し、中古品としてジェットブラックのiPhoneを買い取る際には、傷の有無は査定に大きく響く可能性はあります。

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傷ついたジェットブラックのiPhone (MacRumorsより)

傷つきやすい本体を傷つけないように気を使いながら使うのは、神経を使います。カバーをつけても、カバーと本体の隙間にゴミが入り込めば傷ついてしまいます。そこまで気を使ってスマートフォンを使うのはある意味苦痛です。もう高額での買取は諦めて、最初から傷つく前提で使うのが気楽でいいのではないでしょうか。

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