明日更新、ソフトバンクのプラチナLTEの拡大情報に期待

明日、総務省は2週間に1度のペースで更新している携帯電話の基地局免許情報を更新します。その更新で注目されるのが最近、急速に免許を取っているソフトバンクのプラチナLTE基地局の動向です。免許数は前回更新時点で2,330カ所(5MHz幅)で交付されていますが、この数がどこまで伸びているかです。

確かに毎回情報更新ごとに千カ所、二千カ所と増えていたBand1のLTE基地局の拡大ペースに比べれば見劣りしますが、かなり僻地でプラチナLTEが使えるようになっていることを考えると、ソフトバンクのLTEエリア拡大に大きく貢献しているはずです。

ただ当初の計画より遅れているのは確かです。既存利用者の理解を得てLTE基地局を建設していくため、ソフトバンクはかなり苦戦しているようです。また当初は10MHz幅(下り最大75Mbps)で全国展開する予定でしたが、まずは5MHz幅(下り最大37.5Mbps)でとりあえずLTEエリアの拡大を図る方針に変更しているようにも見えます(10MHz幅の基地局は13カ所のみ)。

ソフトバンクのLTEの弱点(の一つ)になっている「エリア」が改善するかは、プラチナLTE基地局の建設ペースにかかっていると言っていいでしょう。iPhone 5s/5c以降のiOSディバイスはプラチナLTEに対応しています。ソフトバンクには多くのiPhoneユーザーいますが、そのユーザーが全国津々浦々で高速通信の恩恵を受けられるようになるプラチナLTEには期待しています。

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