GoogleのMVNO参入はかなり期待できる

今朝方、 GoogleがアメリカでMVNO事業を開始するとのニュースが出ていました(日本語:Google、ついにMVNO市場に参入へ!、英語:Google’s Next Telecom Move: Becoming a Wireless Carrier)。これにはかなり期待します。

そもそもGoogleのサービスは常にインターネットにつながっていることが前提となりつつあります。その常時接続で最も現実的な回答が携帯電話での接続であり、通信事業にGoogleが進出するのは自然の流れと言っていいと思います。

これまでの通信キャリアが提供できなかった料金体系(広告配信との組み合わせ?)やGoogleの独自サービス(クラウドサービスやコンテンツ配信)とのセット販売など、想像するだけでもかなり面白そうです。このMVNO事業が日本で展開されるとすれば、国内のMVNO市場も大きな影響を受けるでしょう。

ただ影響はMVNO市場だけには止まらないと思います。AppleもGoogleと同じように常にネットにつながっていることを前提とするサービスを志向しており、AppleがMVNOへと参入する引き金になればとも期待しています。去年、AppleはApple SIMの販売を始めるなど、通信事業の形を少し変えました。Appleも自社のサービス提供、商品販売にプラスになるように通信事業の形を変えることはやぶさかではないように見えます。どう出るでしょうか。

ちなみにGoogleがアメリカで提供するMVNOサービスはSprintの回線も使うようです。それなら日本ではソフトバンク回線を使ったMNVNOとなるのかな?そんなに簡単ではないか。

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