UQコミュニケーションは1月15日に新サービス・新ディバイスの発表会を開催します。おそらくこの場で40MHz幅の周波数を利用したTD-LTEで下り最大220Mbpsとなる新サービスを発表するでしょう。ちなみに下り最大220Mbpsは現時点で最速となっているWCP(ソフトバンクグループ)の165Mbpsを大きく上回る速度になります。
このようにWiMAX2+が一気に高速化を実現できる背景には、2013年の周波数新規割り当て競争でWCPを退けたことがあります。あのとき孫社長は総務省に対して激怒して庁舎に押しかけて抗議ましたが、その時の怒りはこの差(220Mbpsと165Mbpsの差)を受け入れなくてはならない怒りだったのでしょう。
ただ15日に発表される新ディバイスはファーウェイのWi-Fiルーターと見られています。スマートフォンが対応するのにはあと数ヶ月必要のようです。さらにiPhoneが対応するのは、おそらく次期iPhoneではなく次次期iPhoneになるのではないでしょうか。
なお発表イベントはUSTREAMでも中継されます。面白そうなので僕も視聴予定です。
今後WiMAX2+はWiMAXの周波数を徐々に移行させていくことで220Mbpsエリアを拡大させていくことになります。また4x2MIMOなども活用することで高速で安定した通信を実現していくことになります。この恩恵は将来のiPhoneの通信性能向上にも貢献するはずです。