AirPodsは「耳から落ちる」か「落ちないか」が最大の関心事

9月のスペシャルイベントで発表され、iPhone 7やApple Watch Series2と同じくらい注目されているのがワイヤレスイヤホンのAirPodsです。発売が近づき、先行レビューも出てきたので、一番気になる装着時の落下についての評価をまとめておきます。

AirPods

耳から落ちるか心配

AirPodsが左右のイヤホンも含めて完全にワイヤレスになったことで、僕を含めて多くの人が「落としそう」との印象を持ちました。その心配を受けて落下防止ストラップなるふざけた商品も販売されるようですが、先行レビューではどのように評価されているのでしょうか。

AirPods

マイナビニュースで先行レビューしている記者は「めったに外れない、特定の状況以外は」と評価しています。特定の状況とはAirPodsをつけたまま誤って顔を洗った時のようで、そうしたことがない限り外れることはなかったとしています。

CNETに掲載されたレビュー記事では「AirPodsとApple Watchを持っていたら、ぜひ試して欲しいのが、ウォーキングやジョギングだ」としており、ジョギング程度では耳から心配をしなくていいようです。音楽を聴きながらジョギングするのは気持ちいいので、それで問題がないとすればAirPodsはかなり魅力的な商品になりそうです。

さらに9月のスペシャルイベント直後に落ちにくさを試した記者が動画をTwitterに投稿しています。

これを見る限り、かなり激しく動いても落ちないことがわかります。これで落ちないところを見ると、日常生活でイヤホンの落下を気にすることはなさそうです。ただ全ての場合において、自分の耳とAirPodsの形状がマッチしていることが前提となります。いまのEarPodsでイヤホンがポロポロ落ちて困っている人は、一旦試着してから購入すべきかもしれません。

なぜ落ちにくいのか

AirPodsは見た目はすごく落ちやすそうなのですが、なぜ落ちにくいのか、その疑問にティム・クック氏が応えています。クック氏曰く「従来のイヤホンが落ちやすいのはケーブルがあるから」とのことです。ケーブルが揺れることで、イヤホン本体が様々な方向から引っ張られることになり、耳から外れやすくなっているのは確かです。

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またAirPodsは本体が左右それぞれ4gと非常に軽量であり、揺れや振動で余計な力が加わることが少ないのでしょう。構造上も落ちにくいイヤホンになっていると思います。とはいえ使い始めてしばらくの間、慣れるまでは落ちそうで不安に感じる気はします。

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