今日、AppleはiPhone 6/6 PlusとiPhone 5sのOnline Soterでの販売価格を値上げしました。1ドル105円で計算されていた価格を1ドル115円で再計算した形です。うーん、円安が値上げに繋がるってのは理論的にはわかりますが、実際に値上げされるのは嬉しくないものです。
この値上げ、おそらく他のApple製品にも影響するでしょう。今後発売される製品はおそらく1ドル115円計算になるはずです。もちろん来春発売予定のApple Watchも115円計算となり、最低でも4万円 （もしくは39,800円）くらいの価格設定になる可能性もあります。
またアプリストアの価格も見直されるでしょう。現在、最低価格が100円なのですが、これが115円となるのもそう遠くなさそうです。これだけじゃなく、iCloudドライブの価格やiTunes Matchの価格など、様々な部分にも影響しそうで、やはりあまり嬉しくありません。
Appleは為替の影響を受けて、価格を簡単に変更します。値上げも早いですが値下げも早いです。数年前、急激に円高が進んだときにはアプリの最低価格を85円に改定していました。値上げだけが目立ちますが、Appleは値下げもします。Appleファンとしては円安ではなく円高へと進んでもらえれば嬉しいのですが、日本経済全体としてみた場合はどうなんでしょう。