AirPodsの発売が来週末に迫っているようです。現時点でこの情報を否定する情報は出てきていません。もし本当に来週末に発売されるなら、数日中には確定的な情報が出てくるでしょう。発売直前?ってことで、AirPodsの注目機能をまとめておきます。
搭載バッテリーは優秀
ワイヤレスイヤホンの最大の欠点はバッテリー持続時間の短さです。特に完全に左右もワイヤレスになっているタイプの場合、バッテリー持続時間は極端に短くなります。しかしAppleはAirPodsに独自の省電力機能とケースに充電機能を持たせることで、この欠点を克服しています。
AirPodsは一度の充電で5時間連続で使用できます。5時間、イヤホンをずっと付けていることはあまりないので、これだけ持てば十分でしょう。使用後にケースにしまってけば、その間に再び充電されます。ケースはフル充電しておけば、イヤホンを24時間使えるだけのバッテリー容量となっており、こちらも1日は十分に使える設計になっています。
また15分充電するだけでイヤホンは3時間使えるようになっています。バッテリーがなくなっても待たされることなく、映画1本観るのに十分なバッテリー持続時間を確保できます。バッテリーの性能がこれだけ高ければ、ほとんど困ることはないと思われます。
ワイヤレスだから落ちない
そして多くの人が心配しているのが「落としそう」という点です。しかし意外なのですが完全にワイヤレスのため落ちにくいようです。実はイヤホンの落下原因のほとんどはワイヤーが引っ張られる(ワイヤーの自重による引っ張りを含む)ためのようです。それが完全にワイヤレスになったため、ほとんど落ちないようです。これは先行レビュワーも強調していました
Alright, the Apple wireless Air Pods are in! Let's see how they do with some jumping and shaking. #AppleEvent pic.twitter.com/FZaReT24f4
— Natalie DiBlasio (@ndiblasio) 2016年9月7日
また本体が軽いため、上の動画のように勢いよく頭を振っても落ちません。これならジョギングなんかでも使えそうです。完全にワイヤレスのイヤホンで音楽を聴きながらジョギングするのは気持ち良さそうです。これまでだとワイヤーが擦れる音もイヤホン越しに伝わって気になっていたのですが、AirPodsは完全にワイヤレスなのでそれがなくなります。
Siriでなんでもできる
音楽を聴くことだけがAirPodsの役割ではありません。装着している時にSiriを呼び出してiPhoneで電話することもできます。その際、AirPodsは周囲の雑音を排除して話している声をクリアに拾うことができるようです。これもAirPodsの注目機能の一つです。
また電話以外にもSiriを経由してiPhoneで様々な操作が可能になります。もしかしたらAirPodsの登場でSiriがより身近になるかもしれません。僕自身、Siriをイマイチ使いこなせていないので、AirPodsとSiriの組み合わせには期待しています。
Apple製品とのペアリングが簡単
ワイヤレスイヤホンの欠点の一つが「面倒なペアリング」です。気づけばペアリグが解除されてて、設定し直しなんてこともよくあります。しかしAirPodsでは接続するディバイスをiCloud IDで管理し、同一IDで使われているApple製品(Mac, iPhone, iPad, Apple Watch, iPod)との接続はかなり簡単になるようです。
またiPhoneとApple Watchには同時につながり、どちらかを選択することで瞬時に音源を選択できるようになっています。このようなApple製品との相性の良さは他社のイヤホンには実現できないでしょう。このメリットは僕がAirPodsに最も期待する部分です。