iPhone 6 Plusでタッチスクリーンが機能しない故障（いわゆるタッチ病）に関して、Appleが有料の修理サービスを実施します。あくまで落下などの衝撃が原因とのことで14,800円の有償修理となっていますが、既に正規サービスプロバイダで修理している場合は、14,800円との差額が返金されるようです。
返金は正規サービスプロバイダのみ
タッチスクリーンの同様の不具合を既に修理済みのユーザーで、差額分が返金されるのはAppleの正規サービスロバイダで修理したユーザーのみです。仮に他の業者で修理していた場合は返金の対象になりません。また正規サービスプロバイダで修理したユーザーには直接Appleから連絡がきて、返金手続きが開始されます。
今回のようなケースはそう何回もあるわけではありませんが、Appleと正規のサービスプロバイダはしっかりと連携してユーザーへのアフターサービスを提供しています。安いから、近いからという理由だけで正規以外の業者で修理してしまうとこのような対応は期待できません。
非正規修理業者には他のデメリットも
iPhoneの修理サービスは様々な業者が提供しています。簡単な修理もあれば、iPhoneのセキュリティに関わる重要な部分も修理を請け負う業者も存在します。そのような業者でTouch IDの修理をしたユーザーのiPhoneが使えなくなったというニュースは記憶に新しいところです。
これ以外にも正規サービスプロバイダ以外で修理した場合、「改造」と判断されるケースもあります。そうなればAppleの正規の保障などが受けられなくなるデメリットもあります。これらを考慮すれば、非正規業者に修理を依頼するのはあまり賢い方法ではないと考えます。
なお、Appleの正規サービスプロバイダはAppleのサイト内「場所を検索」で検索できます。関東だとビックカメラやカメラのキタムラなどのチェーン店があるので、Apple Storeよりも便利な場所にあることが多いです。