12月16日未明、iPhone、iPad向けにスーパーマリオランの配信が始まりました。さっそくダウンロードして遊んでいますが、同アプリは海賊版、課金不正防止のためにステージが変わるごとにインターネットへの接続が必要になっています。しかし試したところ、それほど多くの通信が行われている形跡はありません。
データ通信量は10分で200KB程度
初期設定などをWi-Fi経由で済ませたのちに、ワールドツアーでステージをクリアし、またキノピオラリーで対戦するといった遊び方で検証しました(データ量の計測はiPhoneの設定で実施)。結果は最初の20分で使ったデータ量は477KB、さらに10分遊んで590KB、そこからさらに10分遊んで、40分間の累計通信量は796KBとなりました。
スーパーマリオランでの通信料はおおよそ10分で200KB、約0.2MBくらいとなるようです。仮に1日5時間(かなり多いですが)ずっとモバイルデータ通信でスーパーマリオランを遊んだとしても、約6MBしか通信しないことになります。ほとんど通信量に気を使う必要はないでしょう。MVNOで1日の通信量に制限のあるタイプの契約でも十分に遊べる計算です。
タップだけだけど難易度は高い
スーパーマリオランはステージをクリアするだけなら、それほど難しい操作は必要ありません。タップでひたすら前に進めば一応クリアはできます。しかし途中にコインを集めたり、敵を倒したり、クリア以外にも攻略要素はあります。特にコインを集めるのは難しく、タイミングよくジャンプを組み合わせる必要があります。
また瞬時に適切な進行ルートを決める必要もあり、大人でも十分に楽しめます。さらにキノピオラリーは手強いライバルとジャンプの技とコインの数を競う遊びになっており、単にiPhoneの画面を連打するだけでは勝てません。単純なアプリではありません。
Appleと任天堂が提携してiOS版を先行リリースしただけに、このアプリの成否が任天堂とAppleの将来の提携関係を決定づけるものになるかもしれません。それだけ気合が入ったアプリというのは1時間くらいしか遊んでませんが、十分に伝わってきます。