ソフトバンクの「戦略機種と新サービスの発表会」とは?

昨日、記者向けにソフトバンクから発表会の通知が発送されたようです。ネットメディアでも取り上げられました。

えっ!? 復活? ソフトバンクがスマートフォン新機種発表会を18日に開催

夏モデル発売前、ソフトバンクの孫社長が「新機種発表会は当面の役割を終えた」と発言していたため、驚きが広がりました。

この発表会では、新機種を戦略機種と位置づけ、同時に新サービスの発表も行うとされます。新機種として有望なのがソニーのXperiaやGALAXYではないかと噂されています。すでに一部機種は国内規制当局の承認も終わっているとされ、発売される可能性は十分に考えられます。

iPhoneの販売でドコモ、auと並んでしまったソフトバンクが、他社に見劣りするラインナップを戦略的に拡充させるということでしょうか。そして新サービスはVoLTEやプラチナバンドLTEなんじゃないかな、とも想像されています。もちろん時期的にはぴったりです。ここで大々的に発表し、iPhoneの販売に勢いをつける、そんな感じになるのではないでしょうか。

と、ここまでは大勢の方の予想を書きました。でもそれじゃ面白くないのでちょっと穿った見方で大穴予想をしてみようと思います。

実はソフトバンク傘下のSprintは先日から奇妙なサービスを始めると報道されています(Sprint Will Sell a $12 Wireless Plan that Only Connects to Facebook or Twitter)。このサービス、インターネット接続はFacebookかTwitterしか使えないのですが、月々12ドルと格安の価格設定です。このサービスを日本用に加工し、Twitter、Facebook、Yahoo! JAPAN、LINEのアプリからのネット接続に限定したサービスを月々1500円で提供すると予想します。専用機種を用意して本体価格は実質無料として提供します。格安設定とお手軽イメージで契約者獲得、利用者層拡大の起爆剤にしようとするのではないでしょうか。非常に「戦略的」ではあると思います。

この予想はあくまで大穴狙いです。どうなるでしょうか。

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