1月24日未明、AppleはiOS 10.2.1をリリースしています。今のところアップデートに関するトラブル、大きな不具合は報告されていません。また更新内容もそれほど大きなものがあるわけではなく、主な変更点はセキュリティの問題の改善となっています。
iOS 10.2.1よりもiOS 10.3に期待
今回のiOS 10.2.1へのアップデートではそれほど大きな更新はなかったものとみられます。更新の説明も「セキュリティの問題の改善」としか書かれていません。大きな変更、更新はiOS 10.3で実施される見込みです。例年通りのスケジュルーならiOS 10.3は3月のスペシャルイベントでお披露目されて、直後からダウンロード可能になるのですが、今回もそのスケジュールを軸に動いていくとみられます。
ちなみに最初のベータ版は1月10日頃にリリースされると噂があったのですが、1月24日午前4時時点でまだリリースされていません。今までの例を考えると最新のiOSとなったiOS 10.2.1のリリースから数日中にもiOS 10.3の最初のベータ版が開発者、ベータテスター向けに配信されるのではないでしょうか。iOS 10.3では大きな更新が実施されそうなので、ベータ版の情報にも期待します。
iOS 10.3の新機能は?
iOS 10.2.1がリリースされたばかりなのに、iOS 10.3の話をするのも気がはやいかもしれませんが、やはり気になります。iOS 10.3にはシアターモードが搭載されるとの情報があります。暗い場所で画面の発光を抑え(ダークモード?)、着信や通知音量を0にするモードだと考えられていますが、用途は映画館や劇場での利用に限られないと思います。
それ以外にもiOS 10.3には多数の新機能が搭載されるはずで、iOS 11への布石となるような機能も搭載されるかもしれません。2017年のiPhone、iOSの方向性がiOS10.3から垣間見えるかもしれないので、おそらく数日中にリリースされるであろうベータ版の更新内容には注目したいと思います。