macOS 10.12.3への更新で唯一目に見える変化

先日iOS 10.2.1と同時にmacOS10.12.3もリリースされました。双方とも大きな更新は実施されず、バグの修正やセキュリティ問題の改善がメインとなっており、目に見える変化はそれほどありません。macOS10.12.3の更新内容を見てもMacBookユーザーの僕からすれば目に見える変化は一つだけです。

macOS

エネルギーを著しく消費中

macOS10.12.3ではバッテリーを多く消費するアプリの表示が変更になっています。「エネルギー消費が著しいアプリケーション」から「エネルギーを著しく消費中」へと文言が変わっただけですが、文字数が減ったことで表示幅がスッキリしました。文言が変わったからといって機能的に何か変わったわけではなさそうですが、すっごくバッテリーを消費してる感も強調されています

10.12.2

10.12.3

これに加えてディスプレイが明るすぎる場合もバッテリー消費に影響しているとして、ここに表示されるようです。さらにディスプレイ警告の項目を選択すると明るさをすぐに抑えてくれるという機能がついているようです。しかしこれについては普段から暗めのディスプレイでバッテリーを節約しているので、まだ表示されているところを見たことがありません。

macOS10.12.3は表示バグの修正がメイン

macOS Sierra

Appleによると今回のmacOS10.12.3での変更点は

・MacBook Pro(2016年10月、15インチ)の自動グラフィクス・スイッチングの改善
・Adobe Premiere Proのプロジェクトを、MacBook ProのTouch Barモデル(2016年10月、13インチおよび15インチ)でエンコードする際のグラフィクス問題を解決
・プレビューでスキャンされたPDF文書の検索ができないバグの修正
・暗号化を有効にしてエクスポートされたPDF文書の互換性問題の解決
・一部のサードパーティー・アプリケーションで、デジタルカメラの画像を正しくインポートできない問題の解決

となっており、MacBook Proで発生していたバグの修正がメインとなっています。ちなみにMaBook Pro(Touch Bar搭載モデル)が消費者団体のバッテリーテストで最悪の結果を残した原因もバグとして修正されています。

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