Apple Musicは定額音楽配信サービスでシェア、満足度ともにトップ(ICT総研調べ)

ICT総研は定額制音楽配信有料サービスについての調査を実施し、その結果の概要を公表しています(2017年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査)。それによればApple Musicは利用者数シェアサービス満足度の双方でトップだったことがわかりました。

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LINE MUSICも検討、Spotifyは出遅れ

今年1月に実施された調査(アンケート)で定額制音楽配信有料サービス利用者のシェアはApple Musicが21%でトップ、次がLINE MUSICが16%、3位にAmazon Prime Musicの13%と続きます。ランクインしているサービスが海外企業によるものが多い中で、国内で主に事を展開する企業としてLINEの健闘が目立ちます

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一方で昨年9月に日本でようやくサービスを開始したSpotifyは出遅れが響いているのか、シェアでは6%と大きく出遅れています。Apple MusicLINE MUSICのサービス開始に遅れること1年半、その差がシェアの差につながったのかもしれません。

満足度もApple Musicがトップ

ICT総研はアンケートでサービスの満足度も聞いています。そこでもApple Musicがトップとなっています。ただ他のサービスとの差は大きくなく、Apple Musicはシェアが高いと言っても地位は安定していないと考えられます。また出遅れてシェアを確保できていないSpotifyも満足度では高い評価を得ており、これからの利用者数拡大が見込まれています。

満足度

一方で、シェアで2番手だったLINE MUSICはその満足度の低さが目立ちます。他社サービスが70%以上の満足度を得ている中で、唯一60%台と厳しい結果となっています。理由はいろいろ考えられますが、アプリの評価欄を見てもLINE MUSICのユーザーが音楽の有料サービスに対して抵抗感を持っている割合が高いことも影響しているかもしれません。

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