Appleがワイヤレス充電の規格策定団体である「ワイヤレスパワーコンソーシアム（WPC）」に加盟したとニュースになっています。WPCは「Qi」を策定した団体であり、Qiは200社以上で採用され、800以上の製品に搭載されているワイヤレス充電規格です。AppleもApple WatchでQi規格を踏襲した充電器を付属させていますが、いよいよこれがiPhoneにも採用されるのではないかと憶測を呼んでいます。
次期iPhoneにワイヤレス充電採用の真実味
今回Appleが「Qi」規格策定団体に加盟したことは、次期iPhoneへのワイヤレス充電機能搭載を示唆するものと考えられています。確かにアクセサリーメーカーなどとの協調を考えた場合、広く採用されている規格に準拠するのは間違いではないでしょう。Appleが本格的にQiを採用していく可能性は大いに考えられます。
またAppleはMacBookやMacBook ProにはUSB-Cポートだけしか搭載しませんでした。これはデータのやりとりなどは全てワイヤレスで行うことを目指していることの表れであり、Appleが企業としてワイヤレスへと向かっているのは事実です。この方向性の一つがAirPodsの発売であり、次期iPhoneからのワイヤレス充電採用も自然な流れです。
3月のスペシャルイベントで何か発表されるか？
例年Appleは3月にスペシャルイベントを開催します。今年も開催されると予想されていますが、そのイベントの告知画像が「リーク」しています。真偽は不明（というか怪しいレベル）ですが、この告知画像もワイヤレスを意味するものになっています。本物ではないとしても、ユーザー側のワイヤレスに対する期待が高まっていることを示す画像とも言えます。
ただ、単にAppleがこれまでのワイヤレス充電をiPhoneに搭載しても面白みに欠けるのも確かです。Galaxyでは既にワイヤレス充電が採用されていますが、特に大きな反響を呼ぶ機能とはなり得ていません。確かに便利だけど、、、レベルのワイヤレス充電にならないためにも、Appleらしい何かを付け加えてくることを期待します。