Google Assistantアプリ、米国のApp Storeで配信開始

本日未明に行われれたGoogleの発表イベント(Google I/O 2017 Conference)で発表されたiOS版のGoogle Assistantアプリの配信が米国のApp Storeで始まっています。すでに多くの評価が集まっており、その評価も上々のようです。

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Siriよりも便利っぽい?

日本のApp Storeではダウンロードできないため、Google Assistantの概要については米国のApp Storeの説明を読むことしかできないのですが、なかなか便利そうです。GmailGoogle PhotosYouTubeGoogle MapなどこれまでGoogleが大量のデータを集めてきたサービスと連携している点が大きなメリットとなっていそうです。

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iPhoneのGoogle Assistantはアプリを起動して使う必要があるためSiriの方が表面上は便利かもしれません。しかし自分の写真メールをGoogleのサービスに一括で保存している人は多く、そのデータを使って予定や過去の思い出を検索してくれるのはかなり便利そうです。

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Gmailでは飛行機の予約確認メールからフライト時刻を抽出し、また宿泊予約やチケット購入メールの内容を地図や予定に反映させます。予定時間までにそこに到達するための経路もGoogle Mapが案内してくれます。またGoogle Photosに保存されている写真も場所時期被写体人物ごとに自動で分類されています。

このような情報をGoogle Assistantから一元的に引き出せるようになれば、現状ではSiriをはるかに超える利便性となるのではないでしょうか。

日本での提供は近々

このGoogle Assistantアプリは順次対応国を増やす方針のようです。日本を含めた米国以外の国(英語以外の言語)にも順次は対応するとしています。App Storeの評価もたかそうなので、今からリリースが非常に楽しみなアプリといえそうです。また音声アシスタントをさらに便利に使えるであろうGoogle Homeも対応国拡大に向けて動いているようです。

Google Home

Google Homeは今年中をめどに日本での発売を目指すと発表されています。先ごろディスプレイ付きモデルの発表されたAmazon Echo、本当に出るのかわからないですが、AppleのSiriスピーカーとこのGoogle Homeが激しくこの市場で争うことになるのでしょう。その際の勝負の決め手は「音声アシスタントの完成度」であり、日本でそれを一足先に試せるのがGoogle Assistantアプリということになりそうです。

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