突然ですが、Apple SIMが日本でも販売されることがわかりました。すでにAppleのウェブサイト(米国)には提携キャリアとして「au」のロゴが掲載されています。
Apple SIMは全世界90の国と地域での通信に対応しています。それぞれの国でプリペイドプランのデータ通信が可能になります。そしてそのまま本国に帰った際には自国のデータプランに切り替わります。この切り替えは米国での機能とされていて、現時点で日本での対応がどうなっているかはわかりません。
またジャーナリストの石川氏は販売開始を伝える記事で「海外ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクで購入したユーザーでも、iPadは海外に持っていくとSIMフリーとなるため、Apple SIMは問題なく利用できる。」としていますが、国内ではSIMフリー版iPad(au版でもダメ?)での利用に限られるようです。
Apple SIM自体の価格は米国では5ドルで販売(Apple Storeやオンラインストアで販売)されていたことから、日本での販売価格は600〜800円程度と想定されます。またデータは1GBで1,500円となっており、通常のプランより少し高いですが、あまり外で使わない人が月額料金を支払うよりも安くなっています。
SIMフリーのiPad(Apple Storeで購入したiPad)のセルラーモデルならキャリアと月々の契約をせずに使いたい時だけモバイルデータ通信も使えるようになます。これでiPadの利便性は大きく向上すると思われます。
なおApple SIMに対応しているのはiPad Pro、iPad mini3、mini4、iPad Air2です。