Spotifyで1時間音楽を聴いた時のデータ通信量は?

先日、ようやく招待コードが到着して、暇を見つけてSpotifyを試してます。Apple Musicもそうなのですが、Spotifyのような音楽ストリーミング配信サービスは、モバイルデータ通信を多く使う傾向にあります。そこでSpotifyがどのくらい通信を使うか、iPhoneに入れたアプリで試しました。

Spotify

無料版は高音質まで

Spotifyは音質を3段階から選択できるようになっていますが、無料サービスでは標準音質高音質しか選べません。最高音質にするには有料プランの契約が必要になります。なので今回は高音質で約1時間、iPhoneでSpotifyを利用した時のデータ通信量を測りました。

広告

Spotifyの広告

サービスの性質上、1時間のうちに2回、30秒ほどの動画広告が挿入されるのですが、この分の通信量も計測した中に含まれています。これがあるぶん、通常の音楽のみのストリーイング配信より通信量は大きくなると考えられます。なお音楽と広告を合計して1時間で129MB使っていました。高音質は約160kbpsのデータ量とされているので、理論的には72MBしか消費しないはずなのですが、それを大きく上回るデータ通信が発生していました。

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広告だけでなく、検索機能などでもデータを使っていたのでしょう。それにしても多い印象ですが、1時間でこれほどのデータ量が必要ならSpotifyを使うときはデータ通信量には注意したほうがいいかもしれません。

コンテンツ定額時代は大容量プランがベスト

Apple Music

Apple MusicSpotifyだけでなく、LINE MUSICやAWAなども含め、音楽サービスの主流は月額定額料金で聴き放題という形式になりました。音楽だけでなく、映画雑誌、書籍でもそのようなサービス形態が広まりつつあり、大容量コンテンツを月額定額で無制限に楽しむ時代になりつつあります。

kindle

そこで活躍するのが20GB、30GBの通信が可能な大手キャリアの提供する大容量プランです。これだけのデータ通信容量があれば、モバイルデータ通信で音楽を聴くのをためらう必要はありません。Spotifyが1時間で130MBのデータ通信量を消費したとしても、大容量プラン(20GB)であれば月に150時間楽しめます。

実際にこれほど聴くことはあまりないかもしれませんが、データ通信量に余裕があるのはいいことです。僕も大容量プランを契約して、コンテンツをより気軽に楽しめるだけでなく、月々のデータ量節約に悩まされることがなくなりました。

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