6月のWWDCではiOS 11、watchOS4、tvOS11、macOS10.13の発表が予想されています。おそらくこれらOSの発表でAppleが目指すことが判明するのですが、今のところ噂としてもあまり情報が出てきていません。そんな中でtvOS11について、面白い噂が出てきました。tvOS11ではApple TVが「P in P機能」に対応するようです。これは大きな一歩の始まりになりそうです。
iPadではすでに実装済み
動画視聴中に他のアプリを起動しても、動画を画面の端に表示して、再生を続けることができる「P in P」機能はすでにiOS 9でiPadで使えるようになっています。動画を小さな画面で再生しながらメールを書いたり、天気予報を見たり、通知をチェックしたりが可能になります。噂によるとこれがApple TVにも導入されるようです。
「P in P」機能は使い方によってはかなり便利に使えます。Apple TVでNetflixを見ている間に明日の天気をチェックしたり、動画を見ながらヨガアプリでエクササイズなんてことが可能になります(ただ動画を2つ再生することはできません)。Apple TVの可能性を広げる機能として注目していいと思いますが、僕としてはさらに一歩進めて欲しいと思っています。
テレビ以上に便利になるか
朝、Apple TVを起動したら、ニュース動画、天気、交通情報、今日の予定なんかが画面を分割して一括で表示されれば便利だなー、とずっと考えています。アイコンが羅列されているだけのホームを飛ばして、独自のホーム画面を設定できればかなり便利になるはずです。
Apple TVのアプリもまだ満足できる種類が揃ってるとは言えませんが、便利になれば販売台数も増えるでしょう。そうなれば対応アプリも増えてくれると期待しています。「P in P」機能がこのホーム画面をいろんなアプリを組み合わせて表示するような機能の第一歩になることを期待しています。もしホーム画面をユーザーが設定できるようになれば、テレビ放送の出番はかなり少なくなりそうです。