次期iPhoneが発表されるスペシャルイベントは早ければ9月上旬に開催されると予想されています。もちろんiPhoneが最も注目されるのですが、iOS 11の新機能であるApple Payの個人間送金についても注目しています。
当面はアメリカのみでのサービス
iOS 11にはApple Payを利用した個人間送金サービス機能が搭載されます。しかし当面は提供国はアメリカのみと発表されています。しかし当然のことながら提供国は増えていくと考えられます。Apple Payも当初はアメリカだけでのサービスでしたが、次第に対応国を増やしています。スペシャルイベントで個人間送金サービスの展開予定が発表されるかに注目しています。
日本でのサービスには一定の制限もありそうですが、LINE Payが個人間送金サービスを実現しているので制度的な問題はなさそうです。日本でもデビットカードがApple Payに登録できるようになれば、個人間送金のサービス開始もそれほど難しいものではなさそうです。
やっぱりiMessage for Androidが必要
Apple PayはiMessageを用いて簡単に送金できるのが特徴です。しかしiMessageはApple製品のユーザー同士だけでしか使えません。当然ですがApple Payの個人間送金サービスもAndroidユーザーは利用できません。送る側がiPhoneユーザーであっても、もらう側がAndroid端末を使っていればアウトです。
これではApple Payの個人間送金もあまり普及しないかもしれません。iMessageがメッセージアプリとして大きなシェアを獲得できていないのも、Apple製品同士でしか利用できないのが大きな原因になっていると考えられます。iMesasgeの普及を図る為にも、そして個人間送金の利便性を向上させる上でもiMessage for Androidは必須だと思います。
ちなみにiMessage for AndroidについてApple側もそのメリットを認識はしているようです。しかしiMessageをiPhoneの長所の一つとする戦略を採っているようで、iMessage for Androidの開発には積極的ではないと言われています。