12月に発売になるiMac Proでは常時「Hey, Siri」でSiriを起動できるようになるとの情報がここ数日でています。音声アシスタントのSiriの起動が楽になるのはいいかもしれませんが、iMac Proにその機能が必要かは別問題でしょう。
どのSiriが優先されるか
今はiPadとiPhone、Apple Watchで「Hey, Siri」が使えるのですが、それぞれが近くにあると呼びかけた瞬間に全てのSiriが反応します。iPhoneとiPadではどちらかが優先されるのですが、Apple Watchは独自に起動します。そこにiMac ProのSiriが参戦すれば、デスク周りにApple製品がたくさんある人はSiriで大混雑しそうです。
MacにはSiriを起動するにはショートカットキーが割り当てられており、操作中にSiriを使うのにわざわざ声を出すことはありません。おそらくiMac Proの使用中に「Hey, Siri」を使うことはないでしょう。もし使うとすれば、何か片手間で作業している時にiMac ProのSiriに新着メールの件名を読み上げてもらうとか、今日の予定を確認するとか、そういう感じでしょうか。
Siriはもっと賢く、高感度に
最近、スマートスピーカーへの関心が高まっていることもあってSiriを積極的に使っています。自宅のhueの照明は極力SiriでON/OFFすることにしています。しかし寝室からリビングにあるSiriを呼びかけても、もちろん反応しません。また聞き間違いも多く、言い直すことはよくあります。他のスマートスピーカーの性能はまだ試せていないのですが、このSiriじゃiMac Proで「Hey, Siri」が使えても、HomePodが日本で販売されても使い道は少ない気もします。
先行販売のアメリカ、イギリス、オーストラリアでの発売が延期されたHomePodですが、その延期の間にさらにSiriに磨きをかけ、マイクの感度、センサーの精度を高めてもらいたいと思います。ちなみに僕はHomePodを購入予定ですが、それまで待ちきれずにAmazonのEcho dotを購入予定（招待リクエストを出しています）です。早く購入して試してSiriとAlexaを比較したいです。