増税の4月、AppleはiPad(16,32GBモデル)を実質値下げ

今日から消費税率が5%から8%へと引き上げられました。それに伴い、Appleでも商品価格に増税分を転嫁すべく、Online Storeなどで外税表示に変更されています。iPadの新旧価格をまとめたのが下の表になります。

増税で税込み価格は基本的に値上げされているのですが、iPad mini Retinaの16GBは例外的に価格はほぼ据え置き(4円の値上げ)となっています。おそらくですが競合商品との競争力を意識していると思われます。ちなみに増税後も税込み価格がほぼ据え置きということは実質的には値下げになります(税抜き価格で1,105円の値下げ)。

他のモデルでも16GB、32GBモデルでは税抜き価格は値下げとなっています。一方でiPad mini Retina 64GBとiPad Air 128GBモデルでは税抜き価格でも数百円の値上げとなっています。ただこの値上げも、16GBの価格を設定して、その後、価格を容量ごとに1万円ずつ上乗せして決める方法が影響していると考えられます。

今回の税率変更でiPadでは便乗的な値上げはなかったと言っていいと思います。

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