先ほど、ヤフーがプレスリリースでイー・アクセス株をソフトバンクから買い取ることを発表しました。
プレスリリースによるとソフトバンクが保有している株式の全てがヤフーに渡ることとなり、携帯電話業界の構図も少し変わる可能性があります。
もちろんヤフーもソフトバンクグループの一員ですが、ヤフーにはソフトバンク以外にも多くの株主がいて、今よりソフトバンクの影響力は下がることになるでしょう。現在行なわれている周波数の融通などの提携関係は続くと思われます。しかしサービス面でソフトバンク傘下とは違ったサービスが展開されると予想されます。
ヤフーの経営陣はスマートフォンやタブレットの普及でポータルサイトの地位低下を既に感じ始めていると発言しています。その地位低下を見越して、買収によってスマートフォンとヤフーの関連性を高めていく狙いがあるのでしょう。
携帯電話業界に新たな価値観を持った企業が参入することとなり、非常に面白い展開になりそうです。なお端末はiPhoneではなくAndroid端末が中心になるようです。ここも少し興味深いですね。