Appleは2012年の現行モデル発表から、長い間更新されてこなかったAirMacのラインナップを廃止すると告知しました。AirMacは在庫限りの販売となり、この販売が終了し次第、Appleはルーター事業から撤退することになります。(Apple officially discontinues AirPort router line, no plans for future hardware)
終了の噂はあった
一昨年、すでにAirMacの開発チームは解散したとの噂が出ていました。ただその頃は製造も販売も続いており、いつ終わるか、またこの噂が本当なのかもわかっていませんでした。しかし今回、米国のネットメディアにAppleが「Apple AirMac(日本以外ではAirPort)ベースステーション製品の販売を終了します。在庫限りでApple.com、Appleの小売店、Apple正規販売代理店を通じて購入可能です」とコメントを出し、AirMacの終わりの時がやってきたことが確認されました。
2012年から新モデルが発表されていなかっただけに、最新の機能を求める人はAirMac以外のルーターに乗り換えていった可能性は高いでしょう。ただ、設定の簡単さやApple製品との相性の良さ、プリンターやスピーカーと連携する使い方など、AirMacの便利な点は多く、愛用していた人も多いでしょう。僕もその一人なので、今回の事業終了は薄々予感していたものの、残念です。
まあ、これで心置きなく他社の最新製品への買い替えを検討できるようになったので、それそれでよかったのかもしれません。