iOS 11のシェアは76%に、これまでと比べて少し低め

Appleは4月22日時点でのiOSのバージョン別シェアを発表しています。それによるとiOS 11がインストールされている端末は76%に達し、続いてiOS 1019%、それ以前のOSが5%となっています。ただ、この数字は去年、一昨年の同時期の最新OSのインストール率に比べて少しだけ低い値になっています。

ios 11

iOS 9、iOS 10ともに79%

3月、4月はiOSの比較的大きな更新(iOS 9.3iOS 10.3iOS 11.3)があり多くの人がバージョンアップを行います。また9月に発表されたiOSが徐々に広がっていくため、この時期にはすでに8割に近い端末に最新のiOSがインストールされる状態になります。しかし今年(iOS 11)は少しシェアが低く、76%にとどまっています

ios 11

iOS 10からiOS 11にかけて、何かバージョンアップをためらうような、大きな変化はなかったのですが、最新のOSシェアが少し低いのには理由がありそうです。これと言って大きな理由は見当たらないのですが、2017年10月から12月のiPhone販売台数は前年比99%となっており、例年ほど多くのiPhoneが売れたわけではありません。そのため古い機種を古いOSのまま使っている人がまだ残っている影響はありそうです。

最新バージョンのiOSがベスト

案外、購入からずっとiOSをアップデートしない人は多くいます。時間がかかる、よくわからない、そもそもiOSの存在を知らない。理由は様々ですが、たまに知人のiPhoneやiPadを触らせてもらって、古いiOSを使っていてびっくりすることがあります。メール、電話、インターネット程度の利用では、古いバージョンのiOSを使っていて不便を感じることはあまりありません。

iOS 11.3

しかしセキュリティ関連の機能向上は小さなアップデートでも常に実施されています。そのためiOSは最新のものをインストールしておくのがオススメです。最近は新しいiOSに不具合が出ることも少なくなっているので、あまり迷わずに最新のiOS(今はiOS 11.3.1)をインストールしていいと思います。

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