WWDC基調講演でもAirPowerワイヤレス充電マットに関する情報ナシ

昨年9月、iPhoneの新モデル発表のスペシャルイベントで発表されたAirPowerワイヤレス充電マットは、9カ月後のWWDCでも発売についての情報は発表されませんでした。一時は3月にも発売とされていただけに、一体どうなってしまったのか心配になって来ました。

AirPower

9月まで発表イベントはナシ

AirPowerワイヤレス充電マットはiPhone、Apple Watch、AirPodsケースの3つを同時に充電できるとして、昨年の9月のスペシャルイベントで発表されました。発表当初から2018年発売と報じられていましたが、既に2018年は折り返し地点を迎えようとしています。AirPowerを待っている間に、3月の教育関連イベント、そして5日未明のWWDC基調講演という大きなイベントを通過してしまいました。

WWDC

次のイベントは9月の新iPhoneが発表されるスペシャルイベントです。最悪、秋までAirPowerについての具体的な情報が出てこない可能性が出て来ました。発表されてから、ここまで発売が延び延びになってしまったApple製品は過去に殆ど例がないと思われます。一体どうなってしまうのでしょうか。発売中止になるようなことはないでしょうが、技術的な問題から当初の発表とは性能、機能の異なる製品が出てくる可能性もゼロではなさそうです。

AirPods 2と合わせて発売?

AirPowerワイヤレス充電マットでAirPodケースを充電するには、ワイヤレス充電対応のケース(未発売)を追加で購入する必要があります。AirPodsはHey, Siriに対応する次世代モデルが2018年後半に発売されるという情報もあり、その次世代モデルのケースがワイヤレス充電に対応すると考えるのが自然なのかもしれません。

airpods

仮に今、AirPowerワイヤレス充電マットが発売され、追加でワイヤレス充電対応ケースを購入したとしても、年末に次世代AirPodsが発売されるなら、ユーザーの負担は大きくなります。そうしたユーザーの不満を低減する意味でもAirPowerワイヤレス充電マットの発売が次世代AirPodsの発売を待っているとの推測も成り立ちます。

とにかくWWDCの基調講演でAirPowerについて何も触れられなかったことで、ワイヤレス充電マットの発売はかなり遠のいた気がします。早くても次期iPhoneの発売と同時遅ければ年末発売もあり得る気がしてきました。

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