AppleはiOS 11.4.1を公開しています。iOS 11.4.1はベータ版を多数出して正式版の公開を準備してきたのですが、新機能はなく、いくつかのバグの修正とセキュリティの改善が含まれているだけです。
新機能もないのに…
iOS 11.4にはAirPlay 2対応という大きな役割がありました。そしてこのiOS 11.4がリリースされた直後からiOS 11.4.1のベータ版が開発者向けに提供され、約1カ月をかけて(5回のベータ版の更新を経て)バグの修正や安定性向上が図られてきました。しかし実際に出てきたiOS 11.4.1は1つの問題の修正と、一つの安定性(信頼性)向上だけでした。何のためのベータ版だったんだろうという気もします。
もしかしたらユーザーには告知していない何らかの改善、修正が含まれているのかもしれませんが、iOS 11.4.1は更新の意図があまりはっきりしない印象です。ちなみにiOS 11.4.1はファイルサイズが小さく、すぐにダウンロードとインストールが完了します。現時点で大きな不具合があるという情報もありません。時間のあるときにアップデートしておけばいいでしょう。