Apple 表参道の新設をいち早くキャッチした「Japan Properties」がApple 福岡天神の移転計画を報告しています。場所は現在のApple 福岡天神から2ブロック離れていますが、周囲にはファッションブランドの路面店が立ち並ぶエリアで、Apple Storeの立地としては申し分のない場所です。
昨年から噂に
この場所で「天神2丁目計画」として建設工事が始まったのが2018年1月であり、その計画段階からApple Storeが建設されるのではないかとの噂はありました。地方都市の新設ビルにApple Storeが入居するかもという噂は少なからずあるので、この情報は埋もれていたのですが、ここに来てJapan Propertiesが移転情報を発信したことで一気に信憑性が高まった形です。
現在Apple 福岡天神が入居するビルは新たなテナントを探している状態とされ、移転はほぼ確実という状況です。建設作業が進むこのビルは地上1階・地下1階、延面積931.55㎡で少し手狭な印象ですがいかにもApple Storeって感じの建物です。なお天神2丁目計画の竣工は2019年初旬と予想されており、春頃には移転が完了するのかもしれません。
複数の改装を予定
AppleはApple 新宿、京都以外にも今後5年で複数の新店舗をオープンさせるほか、既存Apple Storeの改装にも積極的に取り組むと発表しています。その第1弾がApple 渋谷であり、第2弾がApple 福岡天神になるのでしょう。なおApple 渋谷については旧店舗を改装してリニューアルしますが、福岡天神は近隣に店舗を新設してリニューアルという形になります。
確かに移転してリニューアルなら費用は掛かりますが休業期間を挟む必要がなく合理的ではあります。近隣に代替となるApple Storeのない地域で、周辺に適当な土地がある場合はこの方法も選択肢になるのでしょう。同様の条件であるApple 仙台一番町、Apple 名古屋栄などは移転してリニューアルという可能性もあるのかもしれません。