10月26日のリニューアルオープンを前にAppleはApple 渋谷の内覧会を開催しています。これまで2フロアだった売り場は3フロアに増床され、さらに4階には法人向けの会議室が設置されるなど、狭かったApple 渋谷が少し広くなって帰ってくるようです。
売り場に余裕
メディアなどが公開した写真によると、2フロアから3フロアに売り場が増えたことで、これまで所狭しと製品が並べられているような配置ではなくなっています。改装前のApple 渋谷は1階にはテーブルが2列置かれ、壁面にはカウンターが設置されて製品が展示されており、手狭な上にApple Storeらしくないごちゃごちゃ感もあったのですが、リニューアルに伴う増床で売り場に余裕ができたことでこれが解消されました。
渋谷Apple Store オープンだよ#アップルストア pic.twitter.com/LTuSCBzENP
— zbitjp (@zbitjp) 2018年10月24日
またApple 新宿やApple 京都に設置されているような大型スクリーンはApple 渋谷では省略されており、狭い店舗をいかに広く使うかが考慮されているようです。店舗奥の階段も螺旋階段となっており、こちらもスペースを有効に使う工夫なのかもしれません。
The world’s first?
The Apple logo, you can reach out and touch (not recommended).#AppleShibuya
世界初?触れるアップロゴ pic.twitter.com/Incj20y9BS— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) 2018年10月24日
なおApple 渋谷の2階部分にあるAppleのロゴは「触れる」ようです。
4階部分は法人向けスペース
Apple 京都にも設置された法人向けの商談スペースがApple 渋谷にも設置されています。渋谷にはIT関連企業が密集しており、サービスやアプリの開発、Apple製品の導入といった商談がここでなされることになるのでしょう。内装はApple 京都と同じでApple Parkにある会議室を模した作りになっているようです。
Apple渋谷4Fは商談スペース。一般の方は入れません。Apple京都に比べると落ち着いた内装ですが、スティーブ・ジョブズシアターの手すり(一部)も pic.twitter.com/l3SWpp2ebF
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) 2018年10月24日
壁にはApple Parkの絵が飾られており、モニターはそのまま本社会議室とつなぐことも可能なのでしょう。Apple 渋谷とAppleの会議室とAppleの本社が直接つながることが意識されている作りです。広くなった売り場、法人用のスペースなど、リニューアルを通してApple 渋谷は販売店から発信場所へと生まれ変わったと思います。