Appleは日本時間10月31日にiOS 12.1をリリースすると公式に発表しました。グループFaceTimeや新しい絵文字、デュアルSIM機能などの更新内容も発表しており、本日開催のスペシャルイベントを前にその全容が明らかになっています。
リリースはイベント直後か
スペシャルイベントの開催とiOSの更新が重なった場合、そのリリースはスペシャルイベント直後であることが多くありました。最近は2月、3月にスペシャルイベントが開催されることが少なく、イベントとiOSのリリースが重なることは少なかったのですが、少し前までこのパターンはよくありました。おそらく今回もスペシャルイベント終了後、日本時間31日午前1時以降にiOS 12.1が公開されることになるでしょう。
iOS 12.1の新機能としてはグループFaceTimeや新しい絵文字、eSIMを使ったデュアルSIM機能などがあります。どれも9月のスペシャルイベントやその後のプレスリリースで発表されている機能で、目新しさはないのですがiPhoneを便利に、そして楽しくする機能として注目されます。特にeSIMを使ったデュアルSIM機能は対応するキャリアが増えればSIMの組み合わせでiPhoneの可能性が広がることは間違いなく、個人的にも期待しています。
スペシャルイベントで詳細説明なしか？
Appleがこの時期にiOS 12.1の詳細な内容と更新時期を発表したのはスペシャルイベント開催と関係しているのでしょう。本来ならスペシャルイベントで時間を使って新機能の説明やデモをして、「この後すぐダウンロード可能」と案内すればいいのかもしれませんが、おそらく発表内容が多すぎてその時間がないのでしょう。仮にiOS 12.1について言及があったとしても、さらっと触れるくらいになると予想します。
今回のスペシャルイベントでは様々な状況証拠からiPad Proの発表は確実視されています。当然のようにメインとして発表されるでしょう。そして「空気（Air）が入れ換えられる」との事前情報もあります。新しいMacBook Airがリリースされるのか、それともMacBookが13インチになって生まれ変わるのか、いずれにせよ何かの発表があるのは確実です。
これからアップルのイベントを取材しにニューヨークに行ってきます。なんだか「空気の入れ替え」があるらしい。
— 石川 温 (@iskw226) 2018年10月29日
それ以外にもMac miniやAirPods 2、Apple Pencil 2、AirPowerワイヤレス充電マット、さらにはHomePodの販売国拡大も発表されるのではないかと予想されています。これだけ発表される新製品が多ければ、iOS 12.1の詳細は事前に発表しておいて時間を節約することも必要なんじゃないかと邪推しています。