VoLTEの事業者間接続が始まっている?

2015年からiPhone(当時はiPhone 6が最新モデル)にも対応したVoLTEがどうやら異なる事業者間のユーザーの高音質通話に対応しつつあるようです。これまでは高音質通話も早い呼び出しも、全て同一事業者内のユーザー同士の通話でしか恩恵が受けられなかったのですが、ようやく全てのユーザー同士で利用できるようになるっぽいです。

VoLTE

技術雑誌で発表

このVoLTEの事業者間接続開始はNTTドコモが発行する技術系の雑誌に掲載されています。どう雑誌によれば2018年10月から順次始まっているようですが、キャリアからの公式な発表はまだありません。もしかしたら「順次」というのが鍵で、全てのユーザーで使えるようになってから発表となるのでしょうか。技術的な話題はこの雑誌に任せるとして、ユーザーとしてこのVoLTEの相互接続は非常にありがたいところです。

音質がよくなる、呼び出しが早くなるというのは普段の電話が快適になるだけですが、よくiPhoneで通話するので少しの改善が大きな違いになって現れそうです。僕はauユーザーなので今でもauの人に電話すると呼び出しの早さと声の近さを体感できるのですが、逆に他のキャリアのユーザーへの電話ではこれまで感じなかった不満を感じるようになっていました。これが順次改善していくのでしょう。

au→docomoはOK?

僕自身、この相互接続が始まったことを昨日知ったのですが、ここ1カ月以内に呼び出しまでの時間の短さに違和感を持ったことが何度かありました。普段なら少し待たされてから呼び出し音がなるのですが、最近は発信ボタンを押して1秒くらいまで短縮されています。これは相手がdoocmoユーザーだった時の話で、ソフトバンクユーザーへの発信は今まで通りの時間がかかっています。

キャリアによって対応にムラがあるのか、それともユーザーによって対応、非対応がまだあるのか、または僕の気のせいかも知れませんが、呼び出しまでの時間が短くなったことは「違和感」として感じていました。さて、この違和感がVoLTEの相互接続の結果なのか、それとも単なる勘違いなのか、そう遠くない時期にキャリアから公式発表があるのではないでしょうか。

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