HomePodを50ドル値引き「349ドル→299ドル」あと一声欲しいが

AppleはHomePodの価格を見直しました。発売から1年以上経過したものの、他社のスマートスピーカーとの競争で苦戦を強いられていると報じられており、値下げで販売台数の向上を目指したと推測されます。

299ドルなら勝負になるか

2018年にアメリカ、イギリス、オーストラリアで販売が始まったHomePodはドイツ、フランス、カナダ、スペイン、メキシコ、中国と販売地域を拡大してきました。しかしGoogleやAmazonのスマートスピーカーの販売台数に大きく差をつけられている状況が続いています。その大きな原因が価格だったことは間違いないでしょう。

AppleはHomePodを「Siriを搭載した高音質スピーカー」と位置付けており、AmazonやGoogleが販売する普及モデル(音質はあまり良くない)のスマートスピーカーと競合する製品ではないとしています。しかしユーザーはEchoやGoogle HomeとHomePodを比較しており、その比較で目につくのがHomePodの価格だったのは否めません。

今回、HomePodは50ドル値下げされたことで299ドルで販売されるようになったのですが、これでようやく少し高いけど音質のいいスマートスピーカーとして他社製品との競争に耐えられる環境が整ったといえそうです。

日本での販売は…

アメリカでの販売価格が299ドルとなれば、日本での販売価格は29,800円〜32,800円程度に設定されるでしょう。もちろんまだ日本での発売はめども立っていない状況なのですが、この価格ならある程度売れる商品になるとは思います。欲を言えばあと50ドル(5,000円)ほど安くなれば、かなり買いやすい製品になるはずです。

まあ個人的には349ドル(38,800円)でも出ればすぐ買う気でいただけに、先行して販売されている国で値下げされたのはかなり嬉しいです。あとは日本でもできるだけ早く発売してと願うばかりです。

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